副業ケース1/ライティング・商品掲載のお仕事の場合

主なお仕事 ライティング、楽天市場への商品掲載
年代 30代
性別 女性
副業による収入 5000円~1万円/月
困った依頼主さん

商品掲載の場合、1件掲載していくらという契約なのですが、この単価がおっそろしく安くて、商品を掲載するための画像をこちらが元のサイトなどからひっぱってきて、さらにクライアントさんの希望するようなサイズに調整したり、あるいは、元のサイトが中国や韓国なのでそれがわからないように加工したり、というのがかなり時間をとられて、正直まったく割に合いません。
ネットだと画像がすべてだから、できるだけ多く画像がほしいというクライアントさんの希望はわかるのですけれども、ひどい時になると使える画像を探すだけでもものすごい時間をとられてしまうので、せめて画像加工はしないでそのままただ掲載するか、あるいは、画像加工の手間も加味して金額設定をしてほしいなぁというのは日々切実に思うところです。
ついでにそうやってせっかくのせても、売れないとあっさり小手先の細かい変更依頼がしょっちゅう来て、それは1円にもならないのでちょっとイラッときます。

副業のなやみ

とにかく時間を確保することが大変、これに尽きます。
自分の本業が忙しくなればなるほど、副業に割ける時間は当然減ってくるわけで、ただ副業といえどもクライアントさんとの契約だから、当然期限はあって、それはどんなに自分がきつかろうと絶対なので、時には睡眠時間を削ってでもやらなければならないとか、なまじ在宅でできる仕事をいただいているからこそ、果てしなく残業ができてしまい、無理を重ねることも少なくありません。
あとはクライアントさんによっては深夜にSkypeで連絡を入れてくるところもあるので、1日のやることが終わってさぁ寝ようと思ったところに、急ぎでこれお願いします!なんて来てしまうとやらないわけにもいかず、というのが辛いところです。

まとめ

割に合わない単価、というのは在宅ワークの一番の闇でもあると思います。
時間ではなく納品物に対して対価を払うのが基本の在宅ワークであっても、標準的な在宅ワーカーの時間当たりの作業量から想定される報酬額が最低賃金を割ってしまうような案件は、依頼主の横暴と言わざるを得ません。
報酬額が低くなりやすい単純作業の仕事については、クラウドワークス、ランサーズなどで仕事が探しやすくなり、参画するワーカーが増えて来たぶん、良識のない依頼主もよく見かけます。依頼主には「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」を一読させる、悪質すぎる依頼主への罰則を設けるなど、仲介サービス側でもワーカーを守るための対策を講じてほしいところですね。

元のサイトが中国や韓国なのでそれがわからないように加工したり

これは…単に外国語が書いてあると怪しげで売れないからその部分を隠す加工であり、無断借用という意味ではないといいな、と個人的には思います。
別のケースでご紹介しますが、作業手順に著作権侵害行為が含まれるタスクや、作業自体が不快なタスク(作業途中に、アダルト系の画像がたくさんのいかがわしいサイトを見ざるを得ないようなケース)については、厳しく取り締まられるべきだと思っています。